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Mako(発音は「マーゴ」)は、西部アーネム・ランドの「Bininj」の人々が使う、ドローンのみを演奏することに特化したディジュリドゥです。
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アボリジナル文化研究者林 靖典、アバロン・スパイラル三上賢治、アース・チューブGORIの3人のユニット「チーム・ザ・マーゴ」。現地で厳選されてきた貴重なマーゴを1本づつ丁寧にレビューしてみなさまにご紹介し、それを現地にフィードバックしていきます。YouTubeチャンネルの登録よろしくお願いします。 |
【Alvester Thingle】G++・111.8cm/1.9kg・3.3-3.6cm/6.6-6.9cm
 見た目から想像できない音量で鳴るショートサイズの「G++」マーゴ。激しく渦巻くような倍音の質感で、キレキレにレスポンスの高い演奏が望めます。ある種けたたましさを感じるような倍音の渦はまさにNamorrodor。[Used扱い] |
【Used Kenbi at Belyuen 1977】F+・110.7cm/2.3kg・3.6-3.8cm/6.3-7.2cm
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220,000yen |
ididj australiaで「Mandorah Kenbi Key F」というタイトルで販売されていた楽器が、購入した日本人の方からメンテナンス込みでお預かりし、古びた雰囲気と描かれたアートを壊さない形で空気もれゼロの状態になるまでフルメンテナンスしました。[Used扱い] |
【David Blanasi】D・130.5cm/2.8kg・3.5-3.7cm (w/ bees wax)/9.7-7.2cm
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450,000yen |
ディジュリドゥ・マスターDavid Blanasiの1979年のプライベート・マーゴと考えられる作品。ジョイント・マウスピースのローピッチの長く大きなマーゴで、ディープでやわらかく重いサウンドでハミングのノリはジャスト・ナチュラル!楽器そのもののレベルが高く、現地に展示されているDavid Blanasiがロンドン・日本などのツアーで使ったマーゴに匹敵する作品です。[Used扱い] |
【Frankie Tango Lane】D/G・130.2cm/2.4kg・4cm (w/ bees wax)/7.3-7.4cm
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77,000yen |
Frankieの作品としては長く太く大きく、丁寧にブロックペイントが施されていてクラシカルなWugularrのマーゴの装いが美しい。太く重い音質で音量もあって鳴らしやすい。キラっと光るものを感じるローピッチのマーゴ。[Used扱い] |
【Unknown Old Mako】D-D#/F#++ ・137.5cm/3.6kg・3.7-3.8cm (w/ bees wax)/7.4-8cm
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77,000yen |
作者不明のオーカ・ペイントの古いローピッチのマーゴ。シンプルなルックスながら音質・演奏感ともに光るものがある。ペイントのかすれ以外はクラック・ホールもなくコンディションも良い。[Used扱い] |
【Tom Yorkdjanki Kelly】F+ ・122.4cm/4.1kg・3.2-3.8cm (w/ bees wax)/8.5-8.8cm

ディジュリドゥ・マスターDavid Blanasiと同時代を同グループでソングマン・マーゴ奏者のスイッチスタイルで駆け抜けたTom Kelly最晩年のマーゴ。過去にWugularrコミュニティで直接買い付けた楽器の委託販売です。[Used扱い] |
【Tengalith William Parmbuk】E ・122.3cm/3.7kg・2.8-3.4cm (w/ bees wax)/9.4-10cm
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99,000yen |
Wadeyeコミュニティを代表する画家でありマロック職人のWilliam Parmbukの作品を修理・メンテナンス後、ペイントレタッチしてベストコンディションに仕上げました。リッチなサウンドとパワー型の演奏感。[Used扱い] |
【Tengalith William Parmbuk】F-F#・103.5cm/1.6kg・3.3-3.7cm/5.9-6.9cm
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147,800yen (Kenbi and Minga sets) |
2018年にWadeyeコミュニティを訪れた時に、William Parmbukの自宅の洗濯機の横に置かれていたKenbi。長らく林靖典の個人所有だった楽器を譲っていただきました。ドライでメローできらびやかなドローンを、高いバックプレッシャーに支えられてゆったりと心地よく鳴らすことができるプレイ感がすばらしい。William Parmbuk作のMinga(クラップスティック)とのセット販売です。 |
【Ananias Naborlhborlh】E--/F#++・150cm/2kg・2.8-2.9cm/10.4-11cm
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71,500yen |
Wugularrのアートセンターを訪れた時に見つけた謎の木で作られた150cmなのに2kgとウルトラライトなMako。Makoとしては珍しい150cmという長さがあり、Mako的な演奏はもちろん中央アーネム・ランドのMandapul(イダキ)的演奏も可能な珍しい作品。ディープサウンド! |
【60-70's Mako from Arnhem Land】F・103.4cm/1.6kg・3.3-3.7cm/6.3-6.8cm
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250,000yen |
60-70年代頃の作品と思われるアーネム・ランドで作られたオールドMako。直管で空洞がオープンでマウスピースに蜜蝋が付けられた、これぞMakoといった形状と鳴らし心地で、現代にこれと似たクオリティのMakoを手にすることは難しいでしょう。[Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】G ・107.5cm/1.4kg・2.6-2.9cm/4.9-5.2cm
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88,000yen |
細く短く棒切れのような60-70年代のアーネム・ランドのMako。斧でカットしただけと思いきやマウスピースもボトムもノミ入れしてチューニングされていて、キレキレの演奏感と疾走感がいまだに演奏可能な意外な逸品![Used扱い] |
【Mako from Wugularr circa 1990's】C#-D・124cm/2.1kg・2.9-3.4cm/5.9-6.4cm
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66,000yen |
ペイントのタッチからFrankie LaneかMickey Hallの90年代の作品ではないかと思われるWugularr(Beswick)のビンテージMako。ローピッチながらもきらびやかなサウンドでビギナーにも鳴らしやすい。[Used扱い] |
【Unknown Didjeridu from Katherine circa 1990's】D#・131.7cm/1.7kg・3.2-3.4cm/6.6-6.7cm
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55,000yen |
おそらく白人が作ったディジュリドゥにKatherine近辺のアボリジナルがペイントした1990〜2000年代初頭の作品です。丁寧に作られていて音量もあり、サウンドバランスも良い。オーセンティックなアボリジナル作品ではないかもしれませんが、演奏感もふくめてMakoとして良作。[Used扱い] |
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